『鼻は1分で良くなる!』(著者今野清志)をご紹介します!
みなさんは、花粉症や鼻詰まりなどの鼻の不快な症状に悩まされていませんか?
私は、花粉やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎で年中、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりに悩まされてきました。そこで、今回は、花粉症の予防に役立って、鼻の不快な症状を改善する方法について書かれている本をご紹介します。
『鼻は1分でよくなる!花粉症も鼻づまりも鼻炎も治る!』ご紹介
この本を簡単に要約すると、「口呼吸をやめて鼻呼吸にすることで、免疫力や自然治癒力が高まり、花粉症や鼻づまり、鼻炎が改善される」と書いてあります。
鼻呼吸のメリット
- 空気中の病原菌を排除する
- 外気を適温に温めて加湿する
鼻呼吸のメリットは、空気中の病原菌を排除して、外気を適温に温めて加湿します。鼻は、超高性能のフィルターを付けた空気清浄機、加湿器、エアコンの機能を兼ね備えています。
口呼吸のデメリット
- 風邪を引きやすい
- 唾液が蒸発する
- 呼吸が浅くなりがち
- 認知症の原因にもなる
以上のように口呼吸には、たくさんのデメリットがあります。
風邪を引きやすい
口で呼吸すると、鼻のようにフィルター機能がないので、冷たい外気や病原菌が直接肺に入ってきます。そのため、風邪をひきやすくなります。
唾液が蒸発する
口呼吸してばかりいると、唾液が蒸発して口の中が乾燥してしまいます。唾液は、ウイルスや細菌の増殖を防ぐ抗菌作用や免疫成分、消化酵素を含んでいます。減ってしまうと免疫力が低下します。
呼吸が浅くなりがち
呼吸が浅くなるため、交感神経が活性化され、血管が収縮して血流が悪くなります。血流が悪くなると、高血圧の原因になります。
認知症の原因にもなる
口呼吸が慢性化すると、脳の働きが衰えて認知症にもなりやすくなります。
気になる内容、おすすめポイント
- もう薬に頼らない!鼻がよくなる8つの習慣
- 1分で鼻がよくなる「今野式トレーニング」
- 花粉症の予防は3ヶ月前から始めよう
- ツボ押しで花粉症・アレルギー性鼻炎を遠ざける
これらは、どれも簡単ですぐにできるものばかりです。花粉症が始まる前に試してみては、いかがでしょうか?
本の感想
私は、以前から口呼吸が体に良くないと聞いたことがありました。口呼吸を続けていると認知症にもなりやすくなると知って驚きました。
今回この本を読んで、鼻呼吸がいかに大切かがわかりました。
いつもは、鼻から吸って口から吐いていましたが、吐く時も鼻から吐いた方がいいそうです。その方がリラックス効果が高く、鼻を使って深く呼吸をすることで健康になれるそうです。
普段は、鼻呼吸をしていても、寝ている時に無意識に口呼吸になっている場合があります。
私は、朝起きると口が乾いたり、喉が痛くなっているので、無意識に口呼吸になっていると思います。そこで、普段からマスクをして寝るようにしていました。ところが、マスクをすると息が苦しくて余計に口呼吸になるそうです。それを防ぐ為には、鼻を出してマスクで口だけを覆うと良いようです。
他にもいろいろと為になることが書いてありますので、興味のある方は、この本をご覧になってください。