猫の歯磨き&おすすめの歯磨きおやつ
皆さんは、愛猫の歯磨きをどうされていますか?
我が家では、愛猫が嫌がるので毎日磨くのはなかなか難しいです。
だからと言って、歯磨きをせずにそのままにしておくと、歯垢が溜まり歯周病になってしまいます。さらに歯周病を放っておくと、さまざまな病気になる危険性が高くなります。
そこで、今回は、猫の歯磨きの仕方とおすすめの歯磨きおやつをご紹介したいと思います。
猫の歯磨きについて
それでは、猫の歯磨きについてご紹介します。まず猫の歯磨きをするには、気をつけることがあります。
我が家では、愛猫の歯磨きをする前に膝にのせて、体や顔をマッサージをしたり、スキンシップを充分にとるようにしています。それから歯磨きをはじめるのですが、やはり嫌がります。
無理強いすると、歯磨き嫌いになってしまうので、時間をかけてゆっくりと慣らしていくことが大事です。
猫の歯磨き(準備したもの)
- 市販の歯磨きシートまたはガーゼ、コットンなど
- 猫用歯ブラシ
まずは、市販の歯磨きシートで慣らすところから始めました。それができるようになってから、猫用の歯ブラシを使った方がうまくいきます。
猫の歯磨きの仕方
猫の歯磨きは、できれば1日1回を目安に行います。それでは、歯磨きの仕方についてご紹介します。
市販の歯磨きシートを使う場合(ガーゼ、コットンでもいい)
我が家では、こちらの歯磨きシートを使っています。30枚入りで、大きさも丁度いいのでおすすめです。
- まず愛猫を膝に乗せ、顔や体をマッサージしてスキンシップを充分にとります。愛猫がリラックスしてきたら、歯磨きに取りかかります
- 歯磨きシートを人差し指に巻きつけて、歯の表面をこすります。
- 片方の手で口の端をひっぱり、奥歯と歯茎のさかいをふきとるようにこすります。
歯ブラシを使う場合
これは、我が家で使っている猫用歯ブラシです。
猫の歯は小さいので、ヘッドが小さいものを使います。まず、歯ブラシに猫用の歯磨きジェルを付けます。口の端から頬に沿って奥へ滑り込ませ、小刻みにゆらしていきます。
この歯磨きジェルは、チキン風味なので、美味しいのか歯ブラシに付けると舐めたり、かじったりしています。初めは、なかなか上手には磨けませんが、まずは歯ブラシに慣らすことから始めていきましょう。
猫のおすすめ歯磨きおやつ
歯磨きが苦手な場合は、おやつを利用してみるのもお勧めです。
それでは、おすすめの歯磨きおやつをご紹介します。
グリニーズ 歯みがき専用スナック
主原料は、全て自然素材で栄養強化のために合成ビタミン・ミネラルを使用しています。1粒あたり約1.4キロカロリー。噛むことで歯垢と歯石の蓄積をコントロールします。成猫用総合栄養食の基準をクリアしています。
1日3回、1回あたり6粒が目安です。
猫ちゃんホワイデント ストロング チキン味
おやつを噛むことで、歯垢をからめとってくれます。愛猫は、この歯磨きおやつが好きです。
- メディア: その他
ネコちゃんの歯みがきおやつ ササミジャーキー
噛むことで、歯の汚れ・歯垢を除去します。ブラッシングスクラブ配合、牛皮チップが歯と歯のすき間に入り、歯垢を落とします。1日の目安量は2本です。
猫の歯周病が引き起こす病気
歯周病が引き起こす病気とその症状についてご紹介します。
口鼻ろう官
上あごの犬歯を支えている歯槽骨にまで歯周病菌が侵入し、骨を溶かすことで起きる病気。骨が溶けた部分が穴となって口と鼻が貫通し、鼻から唾液や食べ物が出たり、出血したりします。外歯ろう、内歯ろう
歯周病菌があごや頬の骨を溶かして穴を開け、そこで炎症を起こす病気です。目の下や頬など皮膚に穴が開く場合が外歯ろう。口の中にできる場合を内歯ろうといい、穴から膿や血液などが出ます。全身性の疾患
歯周病菌や毒素が血液中に入り込み、全身にまわって心臓、腎臓、肝臓などの疾患を引き起こすことがあります。アンモニアが分解されたようなにおいがしないか口臭をチェックしましょう。
「かわいい猫の飼い方・しつけ方」安房中央動物病院獣医師[監修]作佐部紀子から引用。
私は、今までこうした病気があること知りませんでした。どの病気も症状をみると、とても怖い病気ばかりです。
今回「かわいい猫の飼い方・しつけ方」を読んで、歯磨きをしないと命の危険があることを初めて知りました。改めて猫を飼うには、気を付けなければいけないことが、たくさんあると思い知らされました。
最後に
今回は、猫の歯みがきの仕方とおすすめの歯磨きおやつをご紹介してきました。
猫の歯を磨かずに歯石をほおっておくと歯周病になります。歯周病をそのままにすると、怖い病気になってしまうかもしれません。それを防ぐためには、やはり歯磨きをすることが大事ですね。
ただし、愛猫が歯磨き嫌いで、どうしても難しいケースもあります。そうした場合は歯磨きおやつを利用しつつ、歯石がついてしまったら動物病院で除去してもらうことも考えた方が良いと思います。
参考文献
「かわいい猫の飼い方・しつけ方」安房中央動物病院獣医師[監修]作佐部紀子