猫の避妊手術についてご紹介します
今回は、猫の避妊手術の費用やメリット・デメリット、術後の様子等をご紹介したいと思います。
猫の避妊手術について
猫を飼った時に避妊手術をどうするか悩みました。
避妊手術をすると乳ガンの予防になるという話を聞いたので、生後6か月を迎えた頃にしようと思いました。
猫の避妊手術の費用
ネットで猫の避妊手術の費用を調べてみると相場は20,000〜35,000円でした。
雄の去勢手術費用の相場は、15,000〜25,000円。
愛猫の手術費等の明細
動物病院で愛猫の手術の計画書を出して貰いました。
- 避妊手術料 17000円
- 再診料 800円
- 血液検査 5000円
- 抗生剤注射 1600円
- 痛み止め注射 1600円
- 内服薬 1400円
- 術後服 3500円
合計 30,900円(税込み33,990円)
避妊手術料は17,000円なのですが、それ以外の費用が結構かかります。
病院によって、費用は違いますので参考にしてください。
猫の避妊手術メリット・デメリット
猫の避妊手術のメリットやデメリットをご紹介します。
メリット
- 望まない妊娠を防ぐことができる
- 発情期のストレスが軽減される
- 生殖器系の病気(子宮の病気や乳腺腫瘍)を予防できる
デメリット
- 麻酔のリスクがある(全身麻酔のため、体に負担がかかります)
- 太りやすくなる
猫の去勢手術のメリット・デメリット
次に、猫の去勢手術のメリットやデメリットについてご紹介します。
メリット
- 望まない交配が防げる
- マーキング、マウンティングなどの抑制につながる
- 交尾ができないストレスが軽減される
- 生殖器系の病気(精巣がん等)を予防できる
デメリット
- 麻酔のリスクがある(全身麻酔のため、体に負担がかかります)
- ケースによってはマーキング、マウンティングなどが抑制されない
- 太りやすくなる
猫の避妊手術前に気をつけること
避妊手術の前に気をつけることは、
①手術の予約をする前に、予防接種を受ける等して受診しておく。その時の対応で、いい病院かどうかを判断することができます。
②何度か受診をしてみて、問題ないなと思ったら、避妊手術の説明や費用を聞いて予約をする。
③避妊手術の前日、夜10時以降は絶食、水は飲んでも大丈夫です。もし、体調が悪い場合は、手術ができませんので無理をせずに延期します。
良い動物病院の見極め方
良い病院、ダメな病院の見極め方について、『ネコLDKvol.4』(晋遊舎)からご紹介します。
①動物病院の外観や内装について
臭い・汚いのは論外で、清潔なのが当たり前です。飼い主が不安を抱くような病院はNGです。
②動物病院の混み具合
土日の午前中なのに、やたらと空いている場合は注意が必要です。患者さんが多いのは評判が良い証拠です。
③獣医師さんのコミュニケーション能力
聞き取りや説明を十分に行い、しっかりと合意を得ることが重要です。「オレにまかせておけ!」はもう古いです。
④獣医師の診察能力
良心的で腕の立つ獣医師は、余計な検査をしません。必要最低限の検査で飼い主の負担を減らします。
『ネコLDKvol.4』(晋遊舎)から引用
私が選んだ病院
いい病院かどうかを知るには、評判を聞いてみるのが1番です。近所の病院は、あまり評判が良くないのでやめました。
評判のいい病院は、家から遠いので通院するのが大変です。そこで、結局はネットの口コミを見てアニコム損保が窓口で使えて、なるべく自宅から近い病院を選びました。
私が選んだ病院を上の条件に当てはめてみると、
①外観がきれいで室内もきれいで衛生的。
②動物病院の混み具合は、平日はあまりこんでいません。土日の混み具合は、行ったことがないので不明です。
今回避妊手術の予約について問い合わせたところ、1〜2か月先まで予約で埋まっていました。
③先生は、優しい感じで話をよく聞いてくれ説明も丁寧でした。
④診察能力に関しては、まだよくわからないというのが現状ですね。
これまで、2回受診していますが、今のところ不安に感じる点はありません。
避妊手術後の様子
うちに帰って、まずはお外のチェックです。ちょっと寒いので、窓は閉めたままですが、何やらじっと見つめていますね。
傷口を舐めるのを防ぐために黄色い服を着ています。
家に帰って安心したのか、お気に入りのベッドで休んでいます。
不妊手術を終えて退院してから、前よりも寝ていることが多くなりました。お薬をきちんと飲んでいるし食欲もありますが、いつもよりおとなしいですね。
来週、病院に行って傷口を診てもらう予定です。抜歯まではまだ1週間あります。
術後の傷口確認
手術後の傷口を確認する為に病院に行ってきました。
退院の日は、先生に唸り声をあげて、敵意を剥き出しにしていましたが、今回は、機嫌良く診察してもらいました。
傷口を診てもらうときれいな状態でした。順調に回復しているので、今日からお薬がいらなくなり、ほっとしました。
帰り際に先生に顎を撫でてもらい、喉をゴロゴロならしていました。
抜糸が終わりました!
病院で抜糸をしてきました。
病院での様子は、これから何をされるのか緊張しているようでした。
ハサミで糸を切りピンセットで取っていくのですが、痛いのか唸り声を上げていました。やっと抜糸が終わり、傷跡に薬を塗ってもらいました。
その日は服を着たまま帰りました。薬を舐めるといけないので、服は翌日に脱がせてくださいと言われました。
翌日やっと服を脱ぎました♪
服を脱ぐと、さっそく毛繕いですね!
傷口のあたりを入念に舐めています。
今まで、毛繕いが出来なかったので思う存分しています。
最後に
今回は、猫の避妊手術と病院選び、術後の様子についてご紹介しました。避妊手術をどうするかで悩んでいる方の参考になれば幸いです。