猫の寒さ対策7選、今すぐできます!
寒くなってきましたね。
猫は寒さが苦手と言われています。
少しでも快適にすごせるように、いろいろな工夫をしてあげたいですね。
そこで、今回は猫の寒さ対策についてご紹介したいと思います。
今すぐできる猫の寒さ対策7選
それでは、今すぐできる猫の寒さ対策を7つご紹介します。
- マッサージをする
- おもちゃで遊ぶ
- ブラッシングをする
- あったかグッズを使う
- キャリーケースを冬用のハウスにする
- ケージの上にブランケットを掛ける
- サイドテーブルをコタツ風にする
1.マッサージをする
猫の骨盤の左右の出っ張りと背骨の交差部分にある「腰の百会」のツボを親指で軽く押すと、血流が良くなります。血流が促進されると冷えが解消されます。
マッサージは、猫とのスキンシップもとれるので、一石二鳥ですね。
2.おもちゃで遊ぶ
猫と遊んであげることで、運動量が増えて血流が良くなります。
血流が良くなるとカラダがポカポカしてくるので、カラダを動かすような遊びをしてあげるのは効果的ですね。
おすすめのネコじゃらし
ネコじゃらしは、猫が大好きなおもちゃの代表です。
そこで、今回はおすすめのネコじゃらしをご紹介したいと思います。
キャティーマン じゃれ猫 宙返り
釣竿タイプの猫じゃらしです。天然羽を使用。猫の反応が良いです。価格も高くないので、コスパがいいですね!
ペッツルート カシャカシャひもじゃらし
カシャカシャと音が鳴ります。音と動きで猫の狩猟本能を刺激します。猫の爪が引っかかりやすいので、遊ぶ前に爪が伸びていないか確認してください。
ペッツルート カシャカシャぶんぶん
猫の食いつきが良いです。先端のフィルムがカシャカシャ鳴り、猫を刺激します。耐久性は低いですが、価格が安いので、消耗品と考えて使用した方がいいですね!
キャティーマン 猫のお遊びススキ草
ススキをモチーフにした猫じゃらしです。短いので操作しやすく、思いどおりに動かせます。
3.ブラッシングをする
ブラッシングをすると、毛の間に空気の層ができるので、暖かく感じると言われています。
本来は、暖かいはずの長毛猫も、毛玉ができると毛の間が塞がって暖かくなくなるので、こまめにブラッシングをすることが大事です。
おすすめのブラッシング商品
ブラシは、たくさんの種類があります。
そこで、今回はブラッシング効果が高く、マッサージもできる商品をご紹介します。
ラインシー グルーミンググローブ
マッサージしながら、抜け毛や汚れを取り除くことができます。皮膚の通気性や血行が促進されて、新陳代謝が向上する効果があります。
マッサージ効果が高く、愛猫とのコミュニケーションが取れるところが良いですね。猫の全身に触れることで、体の異変や不調を早く見つけることにもつながります。
4.あったかグッズを使う
あったかグッズを使うことで、寒さをしのぐことができます。
いろいろな種類がありますので、それぞれについてご紹介したいと思います。
(あったかグッズ)
- ペット用の湯たんぽ
- ペット用のホットカーペット
- 冬用の暖か素材のベッド
ペット用の湯たんぽ
湯たんぽは、ホットカーペットやストーブと違って、電気コードや保温中に火を使用することがありません。その為、留守中でも比較的安全にペットの防寒対策ができます。
こちらは、我が家で使用している湯たんぽです。
湯たんぽには、80度程度のお湯を入れました。触ってみて、熱すぎないようにしています。
愛猫は、においをかいでいます。興味はあるようですが、使い方がまだよくわかっていませんね。警戒心が強い性格なので、徐々に慣れてくれることを期待します。
それでは、おすすめの湯たんぽをご紹介したいと思います。
三鈴星印 湯タンポミニ(1.5L)袋付き 人・ペット用
こちらは、お湯を入れるタイプの湯たんぽです。
80度程度のお湯を入れて、必ずカバーを付けて使用してください。カバーを付けた状態で、熱すぎないかどうか触ってみてください。
長時間の連続使用は、低温やけどの危険がありますので、気を付けて使いましょう。
貝沼産業 新ユカホット ブラウン
レンジでチンするだけなので簡単に使えます。
3分加熱するだけで、約5時間あたたかいです。保温剤は、安心・安全な日本製です。加熱後は、60度前後になるので、やけどに注意して、必ず専用カバーに入れて使って下さい。
湯たんぽ ハリネズミ L ピンク・グレー
レンジでチンして温まるジェルタイプの湯たんぽに、ハリネズミのカバーが付いています。
電子レンジで1分30秒加熱して、心地よい暖かさが約4時間持続します(外気温等の使用環境によって異なります)。
ペット用のホットカーペット
ペット用のホットカーペットは、電気代が安く電源を入れるだけで、簡単にあたたかくなります。お部屋の空気を汚さないため、快適に過ごせます。
それでは、おすすめのペット用ホットカーペットをご紹介します。
アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペットSサイズ
フリース素材のカバー付き、ペット用ホットカーペットです。
ペットの噛みつき対策として、ヒーター部や電源コードが保護されています。温度を調節するサーモスタットが、内部に配置されています。
貝沼産業 ユカペットEX Sサイズ ペット用
安心安全な日本製です。高温面、低温面ともにソフトな素材を使用しています。
防水設計なので水洗いができます。コードは金属性ではありませんが、噛まれて破損したら交換が可能です。
マルカン あったかヒーター猫鍋
猫をモチーフにした鍋型が特徴です。
猫がまるくなってリラックスできます。プラスチック製なので、拭き掃除がしやすく水にも強いです。 噛み付き対策もされています。
冬用の暖か素材のベッド
あったか素材のベッドは、かわいいものなど様々な種類のものがあります。
どれが良いのか迷ってしまいますが、一つはほしいですよね!
それでは、おすすめの冬のあったかベッドをご紹介します。
ペティオ ネココ キャットハウス&スツール
こちらは、雑誌『ネコDK the Best』に掲載されていました。猫の人気が高く、おしゃれでスツールとしても使える優れものです。
その他のおすすめベッド
- ペット用ベッド 犬&猫対応 ふわふわでかわいい
暖かくて大満足。安心感を与えてくれる。分厚いため型崩れしにくい。やわらか素材を使用。簡単にお手入れ可能です。
- 猫ベッド ドーム型ハウス
猫 ベッド ドーム型 キャットハウス ペット用ベッド 秋冬 あったか クッション 猫 小型犬 カボチャ 洗える 半密閉式 隠れ家 保温防寒 寒さ対策 あったかグッズ 滑り止め 快適 もこもこ 四季通用 柔らかい
5.キャリーケースを冬用のハウスにする
キャリーケースは、四方が囲まれているので保温性が高く冬用のハウスにぴったりです。ブランケットをかけたり、中に入れたりすると暖かくなります。
6.ケージの上にブランケットを掛ける
ケージの上にブランケットを掛けただけでも、暖かくなります。中に暖かいマットを敷いたり、湯たんぽを置いてあげても良いでしょう。
7.サイドテーブルをコタツ風にする
サイドテーブルに毛布をかけてコタツ風にしましょう。
床面にあたたかいマットをしいたり、中に湯たんぽを置いてあげてもいいと思います。
愛猫で試してみました。
上に座って、まったりとしてますね!
しばらくして中に入りました。
どうやら、気に入ったようです。
中に湯たんぽを入れてあげたら、もっと あたたかくなりますね!
猫にとって快適な環境は?
猫の体温は38度台です。
この為、猫が心地よく感じる温度は、人間よりもやや高めで冷え過ぎには注意する必要があります。
猫にとっての適温は20~28℃、湿度は50~60%が最適だといわれています。
猫の祖先のリビアネコは砂漠出身です。このため猫は寒さが大の苦手です。
暑さには比較的強いと言われていますが、湿気に弱いので、日本の高温多湿な気候も苦手です。
湿度が高すぎると体温がうまく下げられず、体調を崩す原因となります。
冬場や夏場も、温度と湿度をきちんと管理する必要があります。
猫にとっての快適な部屋づくり
猫によって快適と感じる場所が違います。
愛猫のお気に入りの場所に安心できる寝床を作ってあげましょう。
それでは、猫にとって快適な部屋にするための工夫をご紹介します。
冬場の対策
- エアコンを25度前後
- 暖かい場所にトイレを置く
- 部屋の中に暖かい場所と冷たい場所(フローリング、絨毯やマットなど暖かさの違う場所)を用意する
- 日光浴ができる場所をつくる
- 加湿器があるとなお良い
夏場の対策
- エアコンを28〜30度の除湿モード
- エアコンの風があたらない場所に猫ベッドを置く
- 部屋の移動ができるようにドアを少し開けておく
- カーテンを閉めたりして、直射日光が当たらないようにする
冬場になりやすい病気
冬場になると、尿石症や膀胱炎になりやすくなります。
- 寒さで水をあまり飲まなくなること
- トイレが寒くておしっこを我慢してしまうこと
が原因といわれています。
予防対策
- 飲み水をぬるま湯にしてあげる(猫舌なので人肌に)
- 暖気がたまる高い場所に水飲み場を作ってあげる
- 普段使用しているトイレが寒い場所にある場合は、暖かい場所にトイレを1個追加してあげる
実は、冬場は脱水になりがちです。寒さ対策のし過ぎで、脱水状態になることがあります。
脱水状態かチェックするには?
脱水状態かどうかをチェックする方法は、
首の後ろをつまんで伸ばし、手を離して皮膚がすぐに元の位置に戻れば大丈夫です。
戻りが遅ければ脱水の恐れがあるので、獣医師さんに相談して下さい。
脱水にならために、猫に水を飲んでもらう方法はこちらのブログをご覧ください。

まとめ
今回は、冬の寒さ対策についてお話しました。
猫は寒さに弱いので、温度管理をきちんとしてあげたいものです。
日によっては、気温が上昇して、暖房で部屋が暖まり過ぎることもあるので、寒さ対策と同時に涼しい場所も作ってあげることが大事です。
また、寒さで水をあまり飲まなくなることやトイレが寒くておしっこを我慢することがないように気を付けてあげましょう。
今回、紹介した冬の寒さ対策は、どれもすぐにできるものばかりです。
やりやすいものから、試してみてください。何個か組み合わせると効果的ですよ。
夜は、いつもこの中で寝ています。
(参考にした本)
- 『かわいい猫の飼い方・しつけ方』(監修 安房中央動物病院獣医師 作佐部紀子/ナツメ社)
- 『ねこのきもち12月号』(Benesse)
- 『ネコDK the Best』(晋遊舎ムック)