プルちゃんのママさん、はなさんが、細編みにつまずいているという記事を読みましたので、今回は、参考までに細編みの編み方をご紹介したいと思います。
以前こちらで、かぎ針編みの基本がわかる本をご紹介していました。基本を知りたい、かぎ針編みの本を探していたという方は、参考までにご覧ください。
毛糸の確認

まず毛糸を購入する際は表示の確認をします。
この毛糸の表示を見ると
- 材質 アクリル100%
- 使用編み針の目安 かぎ針6〜7号
今回は、アクリルたわしを作りますので、こちらの毛糸を選びました。かぎ針は6号を使用したいと思います。
毛糸を選ぶ時は、作るものに合わせて、毛糸の材質を選び、表示を見て針の大きさを確認してください
細編みの編み方
四角なものを作る時は、まず鎖編みで目を作っていきます。
鎖編

鎖編みの編み目がきついと目が拾いづらくなります。
鎖をゆるく編むのも試してみましたが、1〜2号太い針を使った方がやりやすかったです。
そこで、今回は7.5号のかぎ針を使用して、鎖編みを編んでいきました。

鎖編みで15目編みました。

鎖を裏返してみます。
針を入れたところが裏山です。
1段目の編み方

次に6号のかぎ針に持ち替えて、1段目を編んでいきます。
まずは、立ち上がり1目の鎖編みをしました。

今回は、鎖編みの裏山を拾って、細編みを編んでいきます。
とじ針を入れたところが裏山です。
裏山を拾うと、作り目がそのまま端になるので、きれいに仕上がります。
こちらは、縁の始末をしない場合に向いている編み方です。

裏山にかぎ針を入れて、針に糸をかけて引き出します。

こちらは、引き出したところです。

もう一度針に糸をかけて、2本一緒に引き抜きます。

細編みが1目編めました。
次は、隣の裏山に針を入れて、同じように細編みを編んでいきます。
それを端まで、繰り返していきます。

1段目が編み終わりました。
次は編み地を回転させます。
2段目の編み方

編み地を回転させました。

立ち上がりの鎖1目を編みました。
とじ針を入れているところが、2段目の編み始めになります。

上から見るとこんな感じです。ここにかぎ針を入れて、細編みをしていきます。

2段目の1目、細編みが編めました。
同じようにして端まで編んでいきます。

端の手前まで編みました。
とじ針を入れているところの目を拾って、編み終わりです。

2段目が完成しました。

また回転させて、立ち上がりの鎖1目を編みました。
とじ針を入れたところが編み始めになります。
こんな感じで編み進めてください。
編み物をする時に気をつけること

こちらは、段数は違いますが、同じ目数(20目)で編んだものです。
でも、幅が違いますよね。
下の方はきつく編んでいますが、上の方はふんわりと編んでいます。
下の方は、最初よりも上の段にいくに従って、編み方がきつくなったので、歪な形になっています。
編み物をする時は、あまりきつきつ編まずにふんわりと編んだ方が、編みやすくて見た目もキレイだと思います。
慣れないと力の加減がわからないので、目の大きさが揃わずデコボコになったりします。
最初は、それでいいと思います。とにかく練習して慣れることが大事です。
そのうち、キレイな四角が編めるようになりますので、頑張っていきましょう!
毛糸を狙うココさん

めちゃめちゃ、狙ってます!
じっと見て…

素早い!
やっぱり手が出ました!

ダミーの毛糸をあげたら、こんな事に…
すぐ返して貰いましたが、放っておくと毛糸を食べてしまうので、くれぐれも誤食には注意してくださいね( ^ω^ )