猫のしっぽを見れば、気持ちがわかる!猫の気持ちを知る方法。
今回は、猫の気持ちを知る方法の第2弾です。
以前に「猫の居場所で気持ちがわかる!」という記事を書きました。
猫の気持ちは、居場所の他にしっぽにも表れています。
我が家では、愛猫がしっぽをふっていると「これどういう気持ちなの?」と息子たちが聞いてきます。その度に本やネットで調べていました。
そこで、今回は、猫のしっぽの状態からわかる気持ちについて、ご紹介したいと思います。
ねこのしっぽの状態とその時の気持ち
猫のしっぽを見ていると、実にいろいろな動きをしています。しっぽには、猫の気持ちがよく表れています。しっぽを見て猫の感情がわかると、猫とのコミュニケーションにとても役立ちます。注目して見てみましょう。
それでは、猫のしっぽの状態とその時の気持ちについて、主なものをご紹介していきたいと思います。
上に直線的にぴんと立っている
これは、気分がいいご機嫌なときです。子猫が母猫に甘えているポーズでもあり、飼い主に対して、慣れ親しんでいる証拠です。

うちのココもしっぽを立てながら、近寄ってくることがよくあります。そうすると、機嫌良く親しみを持ってくれていることがわかります。気持ちがわかると、頭を撫でたり抱っこしたり、しやすくなります。
大きくゆっくり振っている
これは、機嫌がよく安心しているときです。リラックスをして楽しんでいる状態なので、あまり構わずそっとしてあげた方がいいでしょう。

ココは、網戸をよじ登るのが大好きで、てっぺんまで登ると気分がいいのか、よくしっぽを大きく振っていました。楽しいのはわかるのですが、網戸が破れて脱走すると困るので、いまは登らせないようにしています。
左右にブンブンと振っている
イライラして怒っているサインです。しつこく撫でたり、嫌がっているのに無理やり構ったりすると、この動きになります。これは、猫が怒っている様子なので、やめてあげてください。
息子が、無理やりココを抱っこしたときに、よくしっぽを左右に振っています。犬の場合は、喜んでいるときにしっぽを振るので、猫も同じかと思っていたら真逆でしたね。
毛が逆立って、ふくれている
驚いたときや怖がっているときのサインです。猫は、知らない人や急に知らないものが出てくると、毛をぶわっと逆立てます。背中の毛まで逆立っているときは、とても驚いている時です。
ココもびっくりしたときに、しっぽが大きくなって、毛がぶわっと逆立ちます。何に驚いているのかわからない時もあるのですが、おもしろい反応ですね。
しっぽを巻きつけている
座って前足を隠すように、しっぽを巻き付けているときは、ゆったりとして、リラックスしているときです。気分が良い状態なので、邪魔せずにそっとしておいてあげましょう。

どこを見てるのかわかりませんが、しっぽを巻きつけているので、リラックスして良い気分なんでしょうね!
大きく上にまがっている
これは、気分がいいときにします。遊んでいたり楽しんでいる証拠です。大きく曲がるほど、エンジョイしています。

ココは、オモチャで遊んでいる時によくしっぽが、曲がっていました。楽しいんですね!
体の下に巻き込んでいる
これは、怖がっているときです。強い相手に対して自分を弱く見せるという猫の本能的な仕草です。知らない人がいて、恐怖で動けない時などになります。

ココは知らない人が来ると、隠れてしっぽを体の下に巻き込んでいることがありました。怖がっていたんですね。猫はストレスに弱いので、気をつけてあげないといけませんね。
終わりに
猫のしっぽの動きは、いろいろありましたね!今回、猫のしっぽを調べたおかげで、愛猫を見た時に、まずしっぽに目がいくようになりました。
「しっぽを見れは、猫の気持ちがわかる!」って面白いですね!
楽しみながら、猫の気持ちを知ることができますので、皆さんも是非やってみてください。
愛猫との愛情や信頼が深まりますよ。
参考にした本
- 『ねこのきもち11月号』(Benesse)
- 『ねこほん 猫のほんねがわかる本』(マンガ卵山玉子✖️監修今泉忠明 西東社)