猫を探す方法 猫がいなくなったらどうすればいいの?

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猫を探す方法 猫がいなくなったらどうすればいいの?

愛猫が脱走しそうになったことはありませんか?

想像してみてください。愛猫が網戸を破って外に出てしまいました。あわてて近所を捜しましたが見つからず丸1日が過ぎました。完全室内飼育なので遠くには行ってないと思いますが、どこかで迷子になっているのかもしれません。

なんとか探し出したいのですがどうすればいいのでしょうか?

普段、愛猫がいなくなるなんて考えたこともありませんでしたが、こんな事態になったら皆さんはどうしますか?

そこで、今回は猫が行方不明になったらどうするか考えていきたいと思います。

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猫の捜索について

まずは近所を捜します。猫を捜す時に気をつけなければいけないことは、必死になるあまりに大きな声で名前を呼んで捜し回ることは避けなければいけません。

なぜかというと、おかしいと感じて警戒してしまい物陰に隠れてしまったり、その場から逃げてしまうことがあるからです。

捜す場合は、いつもと同じように名前を呼ぶ、走って駆け寄ったりしないことが大事です。

それと同時に家の前に餌やトイレを置いてにおいで誘き寄せるようにします。

猫がいなくなったら連絡する場所

誰かに保護されている場合がありますので、まずは最寄りの警察署動物愛護センターや保健所、周辺の動物病院などに連絡をします。

保健所や動物愛護センターでの収容期間は自治体によって違います。動物愛護の考えが広がり殺処分を減らす方向に変わってきてはいますが、収容期間を過ぎれば殺処分されてしまうかもしれませんのですぐに連絡をした方がいいでしょう。

連絡をする時には、猫の種類や性別、大きさや毛色などの特徴をできる限り詳しく知らせておくことが大切です。

猫を自分の力で探す場合

迷い猫を探すには目撃情報や手がかりを得ることが大事です。それには以下の方法が有効です。

  • インターネットを利用して迷子捜しのマニュアルを調べる、迷子の情報を拡散させる
  • 近所に見かけなかったか聞いて回る
  • チラシを配る、ポスターを貼る

インターネットを利用する

インターネットを利用して、まずは迷子猫情報サービスに登録します。闇雲に捜すよりも迷子捜しのマニュアルを調べて捜し方を検討しましょう。

次にTwitterInstagramなどで迷子の情報を拡散し、目撃情報等の手がかりを得るようにします。

迷子ペット情報サービスの利用

まず迷子ペットの掲示板に登録します。ペット捜し方ポスター作り方貼り方などの情報を提供していますので是非ご覧ください。

※ポスターやチラシは、迷子ペット.netのオンラインショップで注文することも出来ます。

迷子ペット探しのチラシ作成専門店の迷子ペット.net
迷子になったペットを探す為のチラシを作成する専門店「迷子ペット.net」ご希望のデザインを選んで注文した後はプロのデザイナーにお任せ!チラシ作成が初めての方でも親切対応。最短で当日発送(3,000枚まで)無事に保護されたお客様の声も多数掲載。

ドコノコでは、ペットレスキュー代表のペット探偵藤原博史さん監修の迷子捜しマニュアルが紹介されています。

こちらは無料でダウンロードできます。迷子捜しの際に役立ちますので読んでみることをお勧めします。ペットのプロフィールを登録すればチラシも作れますので合わせてご利用ください。印刷はコンビニなどでもできます。

近所に猫を見かけなかったか聞いて回る

近隣の植え込みや庭の陰などに潜んでいる場合がありますので、ご近所の方々にお願いをして捜させてもらうといいでしょう。

猫のチラシを配る、ポスターを貼る

目撃情報を得るには、写真や特徴、連絡先などが書かれているチラシを作成しポスティングすることが大事です。

ポスターを電柱に貼る場合は電力会社など所有者の許可が必要です。勝手に貼ると条例違反になることがありますので注意してください。

猫のチラシやポスターを作る時に大事なこと

チラシやポスターを作る時には以下のことに気を付けます。

  • 写真を大きくする
  • 情報量を絞る

写真を大きくすることでペットのことを覚えて貰いやすくなりますし、情報量を絞った方がわかりやすいからです。

写真の選び方
  1. 全身が写っているもの
  2. 体型や特徴がわかるもの(しっぽの長短、目の色、体の模様など)
チラシに載せる情報
  1. 行方不明になった日時
  2. 見た目の特徴
  3. ペットの名前
  4. 連絡先(飼い主の名前、携帯番号など)

 ペット探偵を利用するには?

行方不明になったペットを探してくれる「ペット探偵」を利用する方法もあります。

依頼する前には、

  • 信用できる業者かどうか情報を集める
  • 捜索範囲や調査内容、料金などを確認する

ネット情報ですが発見率は80%だそうです。ペット探偵に依頼した場合は、見つからなかったとしても料金が発生します。

知り合いでペット探偵に猫を探してもらった方がおります。正確な金額はわかりませんが、10〜15万円ぐらいかかったそうです。けっこう高額ですよね。

この方は、費用はかかりましたが幸いなことに無事に見つけることができました。

ペット保険の付加サービス

ペット保険には、ペット探偵によるまいご捜索サービスを付加しているものがあります。

アニコム損保のペット保険では、3日間の捜索料金と出張料が無料です。

3日間で見つからなかった場合は、自己負担捜索期間を延長することもできます。捜索1日ごとに税抜き18000円の追加料金がかかるそうです。

アニコム損保について書いたブログがありますので知りたい方はご覧ください。

アニコム損保の口コミ。メリット・デメリットと保険をやめた理由とは?
みなさんはペット保険に加入していますか?私は、最近アニコム損保のペット保険を解約しました。今回は、アニコム損保のメリット、デメリットについて考えていきたいと思います。

ペット探偵の仕事を紹介する本

この本には、先程紹介したドコノコで迷子捜しマニュアルを監修されたペット探偵の藤原博史さんが猫を捜索する様子が書かれています。これを読むとペットを捜すのがいかに大変なのかがわかります。興味のある方は是非ともお読みください。

猫が行方不明になった時の為に、首輪やマイクロチップを装着しておこう

行方不明になった時の目印に首輪を付けておくことは有効です。

万が一いなくなった時には、やはり首輪を付けていた方が見つかりやすいです

首輪を付けていると飼い猫と認識されます。首輪に名前電話番号などを書いておけば、保護した人が連絡をくれる可能性が高いです。

ただし、首輪外れてしまう場合もありますので万全ではありません。合わせてマイクロチップの装着をしておいた方がいざという時に安心です。

首輪をお探しの方はコチラから↓

猫へのマイクロチップ装着と登録先について

東日本大震災の時にマイクロチップの装着をしていて、愛猫の確認に役立ったという話があります。確実な身分証明となりますので、万が一に備えて装着をしておきましょう。去勢手術や不妊手術をするついでに一緒にやってもらっても良いでしょう。

愛猫はペットショップで購入したので元よりマイクロチップは装着済みでした。これで一安心だと思っていましたが落とし穴がありました。

ペットのマイクロチップの登録先は?

マイクロチップの登録先は、AIPO(動物ID普及推進会議)Fam(ファミリーID管理機構)があります。一般的に普及しているのは、動物愛護団体日本獣医師会から構成されるAIPOです。

ペットが迷子になって、保健所動物愛護センター等でマイクロチップの照会する場合は、AIPOで照会する為Famに登録している場合はデーターが出てきません。まだ認知度が低い為、Famに登録していても照会をしてくれないのが実態です。

自身で動物病院に行きマイクロチップを装着してもらった場合はAIPOに登録されるのですが、某ペットショップで購入した場合はFamに登録されます。購入の際にFamに登録されると説明を受けますが、登録団体が他にもあることは説明されませんので実態がわからないのです。

せっかくマイクロチップを装着したのに飼い主がわからないという事態になりかねませんので、Famに登録されている場合は、AIPOに登録をし直すことをお勧めします。登録手続きは、動物病院でできますので問い合わせをしてみて下さい。

 

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愛猫の脱走防止対策

猫が行方不明にならない為には、まずは脱走させない対策をすることが大切です。

脱走を防止するためには以下のことをやっておくといいでしょう。

  • 玄関や窓にフェンスをつける

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  • 網戸をやぶられないように強い網に交換しておく

 

まとめ

「猫が行方不明になったらどうするか?」について考えてきましたが、実際にそうなったら焦りますね。探しても見つからないとなったら、どうしたらいいの途方に暮れると思います。まずは、

  • 名前を大声で叫んだりせずにいつも通りの声で呼びながら近所を捜すこと
  • 家の前に餌やトイレを置くこと
  • 保護されている場合があるので、警察署、動物愛護センターや保健所、動物病院に連絡をすること

自力で探せない場合はペット探偵を利用する。ただし高額な費用がかかることがネックになります。

もしも行方不明になったら本当に大変なので、まずは脱走しないように対策をしましょう。いなくなった場合に備えて、全身がわかる写真や特徴をおさえておくことも大事です。

我が家では玄関のドアを開けると風除室があるので、そこを閉めておけば外に逃げ出すことはありません。

全ての窓にフェンスを付けるのは大変そうですし、地震の時には危ないような気がします。そこで、うちでは猫が破れないような強い網戸にするのが現実的だと思います。加えて窓を開ける場合は、網戸に手が届かないぐらいの隙間しか開けないようにもしています。

備あれば憂いなしですが、まずは普段から逃げ出すことがあるかもしれないと肝に銘じ注意を怠らないことが大事だと思います。

参考にした本

『ねこの法律とお金』(監修 渋谷寛/廣済堂出版)

おまけ

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猫草ちょっとずつ伸びてきたね♪

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プロフィール



気まぐれここ

アラフォーの主婦です。夫と高校生の息子2人、ねこ1匹と暮らしています。ガンサバイバーです。以前は、栄養士をしておりました。趣味は、編み物、読書、ウォーキングです。ブログを通して皆さんとつながりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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